NO GOOD PEOPLES

仕事が出来ない

一緒に見てたよ

『DUNE砂の惑星パート2』を立川シネマシティで観た。午前中にチケット確保して、友人とLINEしていたら彼も今日DUNEを同じ上映会で見るとのことで、隣の席に移動して結局私と友人と同居人の3人で見ることになる。彼が言うのはDUNE1もこの3人で観たようで我々は本当にずっと一緒にいるなと思う。同居人はハンス・ジマーの音楽を聞くと眠ってしまう特殊な体質を持っているので、DUNE1をもう一度観て2に備えるという事が理論上不可能であり、YouTubeで解説動画を大量に観る事で話の内容と固有名詞の理解を深めていた。動画を見終えた彼女はスパイスや宇宙ギルドの存在について、嬉しそうに私にも説明をしてくれたのだけれど、私も君と一緒に見てたよと思った。思ったけれど言わなかった。一生ベネゲセリットの説明の話を聞いていたかった。誰かといるとこの人は今幸せだろうかと思う時がある。私だけ幸福を感じているだけではないだろうかと不安になる。

DUN2はとても長くて、これ永遠に続くのかと思うほど長くて途中意識が途切れたり、トイレに2回も行ったりしたけれど、映像が素晴らしくて感動してしまった。特に冒頭の風景と敵が反重力装置でゆっくり滑空するシーンなんて、ホドロフスキーのDUNEでお馴染みのメビウスを彷彿させる映像で嬉しくなてしまう。友人が3は12年後に公開らしいよと言っていて笑った。

映画『デューン 砂の惑星PART2』公式サイト