NO GOOD PEOPLES

仕事が出来ない

優しさを疎かにしないでほしい

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優しいだけではだめなのは理解している。優しさにも良い優しいと悪い優しさがあることは知っている。その境界線は知らない。誰かが優しさを放棄するのを見ると、気分が落ち込む。例えば誰かのために何かをしないといけなくて、それをするには自分の時間を差し出す必要がある。その時間の差出し方こそが優しさだと思う。自分ひとりで生きていけば全てが自分の時間だけれど、そこには一切の優しさがない。植物の生えない荒れ果てた土地に大きな家を持っていたとしても、私はそこ住みたくない。雑草も生えていて、攻撃的な虫も動物もいて、花も咲いて鳥も飛んでいる土地の家がいい。隣との感覚が狭くてもそっちの方が絶対にいい。優しさを疎かにしないでほしい。誰かに対して何かをするときは全てをその誰かに捧げてほしい。大層な事を言っているのではなくて。5分でいい。5分誰かのために使うとしたらその5分間は誰かのことだけを考えて生きていてほしい。好きな人の誕生日には好きな人のことだけを考えていて欲しい。喜ぶことを想像して、そのために時間を費やすという事は決して自分を犠牲にする事ではない。自分の目的が自分以外のものだっただけで、自分の目的には変わりないのに。優しさだけではだめかもしれないけれど、優しくないなら全然だめだよ。