NO GOOD PEOPLES

仕事が出来ない

「ご機嫌だね。」と言った。

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私は沖縄で暮らしていた。夜中散々遊んで夢の中で私が暮らしていたアパートに帰ると、母親の荷物が椅子に置いてあった。彼女はいつもカンファレンスでもらった薄いエコバックを荷物の仕分けとして使っていた。椅子の上に綺麗に重ねて置かれているエコバックは、彼女のマーキングのようなものだった。急いで家を出ると、家の近くのカフェの前で笑っている彼女と姉と存在しない兄がいた。私は歯磨きを口に突っ込んだまま彼女に向かって走る。数年ぶりにたくさんの話をした。彼女は嬉しそうに笑っていて、私もそれが堪らなく嬉しかった。そのような夢を見た。現実の母は数年前に癌で亡くなっていて、夢に出て来たのは初めてだった。ちゃんと母親の姿、顔、声で、それはまだちゃんと私が彼女の事を覚えているという事であれば嬉しい。

朝食の準備をしている私に、起きてきたパートナーが「ご機嫌だね。」と言った。鼻歌歌ってるのベッドまで聴こえたよ。